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インサイド・ヘッド/ピクサー最高傑作!

映画の日に観てきました『インサイド・ヘッド』!!!
ピクサー復活を高らかに宣言する名作でした!

ケロケロ!!!


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ネタバレあり!!!






【あらすじ
田舎町に暮らす11歳の女の子ライリーは、父親の仕事の影響で都会のサンフランシスコに移り住むことになる。新しい生活に慣れようとするライリーの頭の中では、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ビビリ、ムカムカたちが、ライリーの幸せのためという強い気持ちが原因で衝突していて……。シネマトゥデイ(外部リンク)






【点数】





95点!!!





【感想】

2年振りのピクサー新作、またアメリカでの高評価ということもあり、期待値高めで鑑賞してきました!

過去のピクサー作品は全て観ております。『ファインディング・ニモ』以降は劇場で鑑賞。個人的には『カーズ』が1番好きで、それ以降はイマイチ乗り切れない作品が続いている感じですね…『トイ・ストーリー3』も自分的には普通でした。『メリダとおそろしの森』と『モンスターズ・ユニバーシティ』は微妙…『カーズ2』は駄作。

で『インサイド・ヘッド』ですが…
これまでのピクサーの中で1番の出来だと思います!面白く、笑えて、そして泣ける!素晴らしいです!

文句無し!個人的に『カーズ』以来の大傑作です!文句のつけどころがありません!満点!

日本では5月に『脳内ポイズンベリー』というほぼ設定が同じ映画が公開され(未鑑賞)、設定が似てるのはいかがなものか〜と思いましたが、やはり良かった!


ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの感情達の頭の中での役割を描いており、主人公のライリーの頭の中ではヨロコビが中心。他の人の頭の中では、違う感情が中心になっていて、その人の性格が表されていてとても面白いし、納得します。

ライリーがヨロコビ中心なので、やっぱりヨロコビが関わる良い記憶が正しいものだと思ってしまいます。楽しい記憶、幸せな記憶。良いことばかりの毎日の方がいいから、それが正解だと…

今回のテーマはカナシミの役割はなんぞや…ということ。

ヨロコビはハッピーにし、ムカムカは嫌いなものを拒否し、ビビリは慎重になり、イカリは決断力を発揮します。それぞれ役割をこなしてライリーを幸せにしようとしてますが、それにカナシミは必要なのか?という問い。

カナシミのミスでヨロコビとカナシミが司令室から出てしまい、戻るために大冒険を繰り広げるのですが、ヨロコビがいないので、ライリーはイライラしたり上手くいかなくなります。
そしてライリーは家出をし、楽しい思い出と友達がいるミネソタに帰ろうとします。

ヨロコビは司令室に戻ろうとしますが、壊れていく世界のために、中々戻ることができません。そして、ライリーの空想が作り出したビンボンと共に記憶が忘れられるごみ捨て場に落ちてしまいます。

そこでカナシミの役割を正反対のヨロコビが知ることになります。ずどーん!!!と第1の感動の波(その前からザブザブ来てます)が押し寄せます。しかも、必ず感動する両親との回想バクダンのコラボレーションで追いこみ。息つく暇もないままラストに流れ込み、そこで初めてカナシミがライリーの感情の操作をする。はいトドメです。
これまでのピクサー作品は冒頭部分、前半部分のつかみは最高なのに中盤から後半、ラストが気に入らない作品が多かった(ウォーリー、カールじいさんの空
飛ぶ家など)のですが、今回は完璧です。ラストまで笑いと感動を織り交ぜてながら一直線に駆け抜け、満足した気持ちで劇場を出れるこれぞピクサーという大傑作!突っ込むところなしの100点です!

生と死が表裏一体なのと同じ様に喜びと悲しみも表裏一体。楽しい思い出の裏には悲しい思い出がある。その悲しい思い出があることで、楽しい思い出がもっと輝いて見える。
頭の中の感情を描くという今回の企画、主人公を思春期に設定することでただのコメディになることを回避。それにより。ラストのカナシミによるライリーの行動を大人への一歩という意味に上手く消化させることが出来ています。スゴイ!

日常の当たり前にやっていることをすくいあげ、作品にしてしまうピクサー。それに受け入れやすく、想像しやすいキャラクターを配置。
また、今回は色にこだわっているように感じました。イカリが赤、カナシミが青みたいに性格描写だけで十分ですが、色でなんとなく分かるようになっている…本当にピクサー恐ろしいです(笑)

他の子供の感情をじっくりと見ていないので、まだ子供だから一つの感情が強いのか、ライリーだから強いのかは分からなかったのですが、大人の感情達はどれも統一が取れています。そういう細かいところまでしっかりしてるのが、誰が観ても大丈夫なところ。子供も大人も、アメリカ人も日本人も誰でも分かる、本当のエンターテイメント!


同時上映の短編『南の島のラブソング』は過去のディズニー、ピクサーの短編の中でもっとも面白くなかったです。
過去の同時上映の短編はどれも面白かったので、期待していました。しかし、残念です。
ストーリーはハワイ?の火山が運命の人に会いたいという想いを歌っているのですが、彼に残された時間があまりない…という話です。
とりあえず、演出がバラバラです。火山が実際に歌っているのか、それとも心の中で歌っているのか…前者なら水に入っているときに歌えているのがおかしいし、後者では口を動かしていたのがおかしい。
キャラクターも可愛い感じでもなく、微妙でした…冒頭の島の緑とかの画は良かったです。

あと、最初のドリカムはなんでしょうか…なんだろう?
ドリカムのPVを流す必要はありますか?料金が変わらないからいいって問題でもないですよね。まだ、エンディングとかに流すのならまだしも、やる前からそれを見せられても、主人公の名前さえ知らないし…しかもドリカムの曲エンディングでも流れないし。自ら評価を貶めるような行為は無意味ですので、やめてください。

しかし、そんなイライラもがっかりも本編が始まったら全て忘れますからご心配なく!



【まとめ】

まず観に行って欲しいです!
子供、そして大人もグッとくること間違いなしです!

今回は2Dで観ましたが、3Dだったらスゴかっただろうなーというシーンが多々あったので、時間が合えば3Dにした方が良いかもしれないです。もちろん2Dでも大満足でした!
あと、字幕版での鑑賞でしたが、ヨロコビがかなりの早口で若干付いていくのが大変でした。お子さんは吹き替えの方が絶対いいです!

もうね、良いところはいっぱいありますが、伝わらないです。是非、観に行ってください!
久々のピクサー会心の一作です!

では!

ケロケロ!

2015.8.3