『アメイジング・スパイダーマン』/感想
4月29日公開の『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』に合わせて、金曜ロードSHOW!で放送されるのがこれまでの『マーベル・シネマティック・ユニバース』と関係がないスパイダーマン…一応スパイダーマンは『シビル・ウォー』に出るけど、スパイダーマンを放送するなら『キャプテン・アメリカ』シリーズを放送して欲しいところ。といった不満はあれど、せっかくなので乗っからせていただきます。今回は2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』です。
サム・ライミ監督が手がけた「スパイダーマン」3部作(2002、04、07)からリブートされた新シリーズ。「(500)日のサマー」の新鋭マーク・ウェブがメガホンをとり、「ソーシャル・ネットワーク」「わたしを離さないで」のアンドリュー・ガーフィールドが主演する。ごく普通の青年ピーター・パーカーは、13年前に失踪した父親の秘密を思いがけず知ってしまったことから、スパイダーマンとして生きていく決意をする。ヒロインのグウェン・ステイシーをエマ・ストーンが演じ、ベンおじさん役のマーティン・シーン、メイおばさん役のサリー・フィールド、悪役カート・コナーズ博士役のリス・エバンスらが共演。
感想
注意:ネタバレあり
最初に言っておきますが、
私はスパイダーマンが好きではありません!
理由は多分2点あります。
1.敵が強いんだがスパイダーマンが弱いんだか知らんが、敵に爽快に勝ってない
2.ピーター・パーカーのパートが長々しくて見てられない
の2点です。
2に関してはそこが好きだという人がいるので、あくまで自分がです。なんかピーターが調子のって、そしてうじうじして…の繰り返しがどうもイヤでね。トビー・マグワイア版はそれがヒドかったんですよ!特に3!
それで『アメイジング・スパイダーマン』ですが、とりあえず出演陣はみんな悪くない気はしました。ヒロインは前の方が良かったですけど…ピーターはアンドリュー・ガーフィルドの方が好きです。イケテない感じはなくなりましたけど、トビー・マグワイアより好きです。
ただ、それ以外は変わってません。スパイダーマンは弱いし、ピーターはうじうじやってるし、敵はトカゲだし。
しかしスパイダーマンがビルの合間を飛び回るのは毎度のながら良いですし、CMでも流れてましたが3Dを活かした主観映像は素晴らしいと思います。それと監督の独特の演出。ヘッドホンをしている後ろでトカゲと戦うスパイダーマン。スポンサー対策でしょうけど、面白かったですよ(笑)
そんな褒められる箇所を台無しにするのは、最後のピーターの言葉ですね。グウェンの父親の死も全部ムダ。次作への伏線って言ったって軽すぎだと思いますね。
にしてもリブートするには早すぎですね。いくらなんでも。
そういう面では誰がピーター・パーカーをやるかぐらいしか話題がないのが本作だと思います。
点数
40点
個人的に好きではないだけ。あと、スパイダーマンって自分で糸出せないのかよ!
以上です。
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