メイズ・ランナー / 期待の若手スターを見て微笑む、メイズ感は少なめのサバイバルゲーム
話題の3部作、「メイズ・ランナー」を劇場で観てきましたので、レビューいたします!
ゲロゲロ!
ネタバレあり!!!
【あらすじ】
そびえ立つ壁や毎晩変化する構造を持つ謎の巨大迷路に月に1度、自分の名前以外何も覚えていないランナーが送り込まれてくる。やがて団結し始めた彼らは迷路の仕組みを調査し脱出法を見いだそうとするが、迷路の扉が閉まる夜までに帰還しないと命の保証はない。生き残りを懸け巨大迷路に隠された謎を解き明かそうとするランナーたちの運命は……シネマトゥデイより
【点数】
75点!!!
【感想】
アメリカでは昨年の9月に公開されていましたね。全く注目していませんでしたが、劇場で予告が流れていましたね。ノーマークでしたが、あの予告の効果は抜群でしたね。一発で観たくなりました!しかも、アタリの予感(笑)
結論から言いますと…
スッゲー面白かったです!!!
エレベーターで壁の中に連れてこられる主人公。そそり立つ壁のビジュアルが進撃の巨人を連想させる。記憶を無くした主人公(と観客)に壁の中、そして迷路(メイズ)の説明をする住人達。とても親切な作り。そして親切な住人達。ティーンエイジャーの男共しかいない。小さなコミュニティ。黒人、白人、黄色人種、みんないる。
登場人物の配置が上手い。基本的にみんな良い人。主人公に理解がある。主人公を嫌ってるヤツでも。
問題はメイズ・ランナーという題名の割にメイズ感が薄いこと。ある人物がメイズを隅から隅まで分かっていることで、主人公と共にメイズを探検することが出来ないのは残念。
メイズは朝門が開き、陽が落ちる前に門が閉じるので、ランナーは夕方までに絶対に戻ってこなきゃいけない、つまり半日しか奥にはいけないのです。この迷路小ちゃくねえ?と思うです。メイズの出口がすぐに行ける距離にあるという設定よりも、半日では行けない距離にあり、行ったら門が閉まるまでに帰ってこれないという設定とかにしたらメイズ探検と夜のメイズも楽しめたと思います。
まあ、夜のメイズに行っていたので良しとしましょう。
次々仲間が死んでいく…のですが、意外と辛くなりません。主要人物がそんなに死なないからですかね?最後以外は。
あと、サバイバルっぽいのに食べ物は配給なのが笑える。完全に飼育されてるじゃねーかおめーら!
また、ティーンエイジャーの男共の中に女性が1人やってきても何もしない。女性とのくだりでは、男共はまるで小学生のようになる(笑)あと、女性の意味全くなし。
【まとめ】
それぞれキャラが立っているティーンエイジャーがちょっとバトルロワイアルのテイストを含み、壁の中でサバイバルしながら危機を乗り越えていく映画。
ですので、メイズ探検を期待するとダメですね。死ねなよーと願いながら、ティーンエイジャーを応援する気持ちでご鑑賞あれ!
続編期待しております!
おすすめです!
ゲロゲロ!